最終更新日 2024年4月23日 by einvestig
「パッケージデザインの重要性を知りたい」
「パッケージで集客アップさせたい」
「朋和産業株式会社の評判が知りたい」
パッケージデザインと聞いたとき、包装紙の色使いや印刷デザインに関することなどを連想する人は多いのではないでしょうか、しかし、商品の形状や素材の種類、ロゴマークなども重要な要素でありパッケージは商品の顔であると同時に重要なメッセージが含まれているといっても過言ではありません。
そのため、製作の前段階で抑えておく必要があることはコンセプトとキャッチコピーの２つだと包装業界最大手の朋和産業は言います。
コンセプトとキャッチコピーの重要性
コンセプトを考えるときには、商品が最も素晴らしいところは何か、最初に伝えたいことで最も伝達すべきことは何か他のブランドとの差別化になるものには何があるのか、これらを意識することが大切です。
伝えたい内容が決まったらキャッチコピーを考える段階、一目見るだけで商品のイメージができる言葉もしくは画像を使うことがポイントです。
ところで、キャッチコピーを作るためにはセンスが必要、このように考える人も多いかと思われますが、誰もが比較的簡単に消費者の目線を引き付けることが可能なテクニックがあることを覚えておくと良いでしょう。
キャッチコピーは、消費者と商品を繋ぐための最初の接点になる部分であり新製品の誕生を知って欲しい、商品を試して貰いたいとかリニューアルした部分を中心に伝えないなど、同じような商品でも目的によりキャッチコピーの作り方や考え方は変わります。
仮に、既存のキャッチコピーの場合でも改めて見直しを行うと商品イメージが変化させることができる、どのように商品を売り出したいのか、このような目的を考えることが重要です。
商品のターゲットを明確にする
万人向けするようなキャッチコピーを作ったとしても、消費者の心にそれが届くことは難しいものです。
そのため、最初に考えることは商品のターゲットを明確にすることです。
商品が欲しいと考えられるターゲット層の年齢および性別はもちろん、どのようなシチュエーションでアイテムを手に取って貰うのか分析します。
このとき、ターゲットの大半が抱えているようなニーズおよび悩みに対して詳細レベルでリストアップすることをおすすめします。
商品および業界など、消費者が潜在的に感じていると考えられる思い込み・不満や不便さなど書き出すと良いでしょう。
商品の特徴やアイテムを購入することで得られるメリットをリストアップ、他社にはない独自の販売の仕方や差別化が実現している部分など重点的にリストアップすることが大切です。
次に、消費者が感じているニーズや悩みと商品の特徴を比較する、これにより消費者が直感的に欲しいと考えられるキャッチコピーの方向性が見えるようになります。
このような方法でキャッチコピーを完成させたら次段階に進むことができます。
コピーライターで一緒に考えて貰えるようお願いする
ただ、キャッチコピーの作成が初めてなどのときには、アイディアが上手く出なかったりまとまらなかったり、難航してしまうこともゼロとはいい切れません。
大手企業などの場合は商品開発チームを作り一から考えることになるのですが、個人や中小企業などの場合はこのようなプロジェクトを作ることはできません。
このようなときに役立つ存在になってくれるのがコピーライターで一緒に考えて貰えるようお願いすると良いでしょう。
食品を売り出すまでに、商品の魅力を少しでも伝えておきたいケースは多いといえます。
食品のコンセプトにマッチしていてなおかつオシャレで売れるデザイン、このようなパッケージを作るためのコツは何が必要なのか気になる人も多いといえます。
デザインは流れを持たせるのがポイント
最初に、消費者にどのようなところから見て貰うのか、見て貰いたいのか一番目立つポイントを決めます。
その上で、残りのレイアウトに対して効率よく目線を誘導できるよう工夫を行えば良いのです。
デザインは流れを持たせるのがポイントで、バラバラでは流れが生まれないので注意が必要です。
バランスよく均等に行うことで、きれいで魅力的なパッケージに近づくことになります。
包装部分に記載してある文字を誰もが読まないのであれば目的は台無しになりがち、小さな文字を太文字で記載するとか、色のコントラストを合わせるようにするとか文字をより見やすくするための工夫は必須です。
余白部分を上手に活用するとイメージが変わるなど、おすすめの方法です。
配色や文字書体などの要素は、陽気さや真面目さなど色々な雰囲気を表現するもので、色は感情・心理的・文化的など潜在的な要素といった意味も持ち合わせています。
例えば、オレンジ色は秋らしさがあるカラーで黒および金色はエレガントさなど、配色はしっかり利用目的を考えて選ぶ必要があることが分かるのではないでしょうか。
まとめ
フルーツが少ししか入っていないパンがあるとしたとき、フルーツがたっぷり入っているパンのイメージを作成するとミスリードを引き起こす要因になります。
この場合は、消費者にがっかりさせてしまうだけでなく法律違反に相当することもあるので注意しなければなりません。
ちなみに、ミスリードは英語のmisleadのカタカナ表記で、人の誤解を招く・判断を誤らせる・人を欺くなどの意味で使用されることがある表現です。
