前田氏が考える医療崩壊を防ぐ方法

最終更新日 2024年4月23日 by einvestig

新型コロナの問題もあり医療の現場に注目が集まっていますが、このウィルスが蔓延し感染者数が増え続けると病院には患者が溢れて手に負えなくなってしまいます。

 

前田裕幸氏も警鐘を鳴らす新型コロナウイルス

軽症の患者がどんどん増えてしまい病床が一杯になってしまったら、一刻も早く治療を受けなければならない重症の患者を診ることができず大変なことになります。
重篤な患者に対して適切な治療を施さないと死に繋がるので先ずは重症の人から診る必要がありますが、病院が軽症の患者で溢れていたら適切な治療を受けることができずに亡くなってしまう人がどんどん出て来てしまいます。

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こうなったら医療崩壊が起こり手に負えなくなってしまい重症の人達がどんどん亡くなってしまいますが、こういったことを防ぐにはどうしたら良いか考える必要があります。

その方法として軽傷の患者に対しては自宅待機を要請するかホテルなどに移動してもらい、早めに治療を施さなければならない人だけを病院に入院させる方法を挙げることができます。
わざわざ病院に入院させるほどでもない軽症の人にまでベッドを使わせるのではなく、生死を彷徨っている重篤な患者を入院させた方が良いのは当然のことです。
医療崩壊を防ぐためにも入院させるべき人の選別を早急に行うことが重要で、それにより重篤な患者の命を助けることに繋げることができます。

 

行政のトップが的確な指示を出す必要がある

新型コロナの場合には軽症であっても突然調子が悪くなってしまうこともあるので油断をすることはできませんが、軽症者を移したホテルに医師や看護師を常駐させていれば何かあっても直ぐに対応してもらえます。
このような形で患者を分けて行けばそれほど大変なことはないのですが、そのためにはトップが的確な指示を出す必要があります。

トップが的確な指示を出して重篤な患者と軽症者を上手く分けて軽症者をスムーズにホテルに移せば何も問題はなく、全ての患者にとって良い方に進みます。
ただ問題はこれだけではなく新型コロナに感染していることが分からずに病院で診察を受けてしまい、周りにいる人達に移してしまうこともあります。

そうなるとその病院は除菌などをしなければならなくなるので、一定期間患者を診ることができなくなり調子の悪い人は他の病院で診てもらうことになります。
このような調子で病院内で集団感染が起こると利用出来る病院が減ってしまい調子が悪くなっても診てくれる医師の数が極端に減るので、この点に関しても十分に注意する必要があります。

 

絶対に医療崩壊は防がなければならない

新型コロナだけが問題ではなく癌や脳卒中、心筋梗塞などで調子が悪くなる人もいるので、そういった人達に対して適切な医療を提供するためにも絶対に医療崩壊は防がなければなりませんしその対策を早急に立てることが大切です。
そのためにも発熱外来などを作り新型コロナにかかっていることが疑われる人の専用場所を確保することが大切で、癌や脳卒中などで調子が悪くなった患者と完全に分離する必要があります。

医師としてもその方が良く運ばれて来た人が新型コロナにかかっているかどうか分からない場合には焦ってしまいますが、その可能性が高いことが分かれば予め準備をすることができます。
医師が一番患者の近くで接することもあり医師の感染も増えていますが、それを防ぐためにも新型コロナにかかっている人のための仮設の病棟を設けることが大切です。

医師が新型コロナにかかり治療をすることができなくなるとその分他の医師の負担が大きくなりますし、その数が大きくなると医療崩壊を招くことになります。
ですので医師や看護師が安心して患者を診ることができるように色々と工夫をする必要がありますし、それによって重篤の患者が亡くなることを防ぐことができます。

 

どの患者から診るのか優先順位をしっかりと付けることが重要

どの患者から診なければならないのか優先順位をしっかりと付けることが重要で、それにより亡くなる人の数を減らすことができますしそれが多くの人の安心感にも繋がります。
亡くなる人の数がどんどん増えると新型コロナに罹ってない人でも焦りが生じ、自分は大丈夫かと不安に感じて検査を希望する人が殺到します。

しかし検査をするための人員にも限界があるので一度に検査をすることはできませんし、あまりに検査数が多いと検査をする人の負担が大きく過労で倒れてしまう可能性もあります。
そういったことも防ぐ必要があるのでこの問題はかなり大変で色々と考えながら計画を立てていく必要がありますが、それでも一番怖いのは医療崩壊であることに変わりはないです。

重篤な患者に適切な治療を施すことができなければ亡くなる人の数は当然増えますし、それが悪循環となり重症の患者はどんどん増えて行きます。
そうなると病院は手に負えなくなり医師も手の施しようがなくなってしまうので、そういったことは絶対に防ぐ必要があります。

 

まとめ

このように医療崩壊が起きたら多くの人の尊い人命が失われることになるので、それを防ぐためにはどうしたら良いか早急に計画を立ててそれに従って行動することが大切です。