雛人形の基礎知識

⒈雛人形とは

雛人形は、女の子がいる家にある人形ですがもともとは女の子の無病息災を願ってつくられたものです。
ひな人形の恰好を見てもわかるとおり服装は平安時代のものになっています。

特に7段飾りの場合には、当時の時代背景がよくわかるようになっているのがポイントになります。
ですが、平安時代から7段飾りがあったわけでもなくあのような立派な人形があったわけではありません。

昔は、非常に簡素な人形がもちいられていたとされています。
現在のように、本格的に作り込まれたようなものではなく、川に流しても特に問題ないようなものが多くありました。

そもそも、当時細かな作り込みをするほどの技術はありませんでしたし、そこまで本格的に購入する人もいなかったわけです。

平安時代には、無病息災を願い悪い病気がつかないようにと川に流していました。

あのような高価なものを川に流してしまうとはもったいないと考えるかもしれませんが、実際にはもう少しやすい作りのものですのでそれほどもったいないこともないでしょう。
仮に、ひな人形が高かったとしても代り流すことで子供の命が救われるとすれば川に流すことを選択したはずです。

⒉現代人は何でも科学的に証明しようとしている

このように考えると、迷信を信じるのは馬鹿らしいと考えるかもしれません。
確かに現代人は、形のないものを信じない傾向があります。

例えばお化けあるいは心霊現象、それ以外でも名前の画数や名前の由来などもあまり信じない傾向があるわけです。
なぜかといえば、何でも科学的に証明しようとしているからでしょう。

人によっては、科学的に証明されたこと以外は一切信じないと考える人もいます。
そのような人は、基本的に無宗教なはずですが中には宗教をやっていることもあり矛盾している状態になるでしょう。

注目
ただ、科学的に証明されるっていないことの方が多く、むしろ非科学的なことは実際に起こりうると考えるべきです。

例えばひな人形を川に流したら本当に病気が治る可能性も高くなります。

いずれにしても、信じる者は救われると考えるべきで、むげに非科学的なことを否定する必要もありません。
そもそも科学的に証明されていることは非常に少なく、確実に後れを取っているといえます。

⒊すべてを科学的に考えるのは非常に滑稽なこと

例えば、空を飛び始めたのは今からおよそ150年ほど前になります。
日本で言えば江戸時代が150年ほど前ですが当時アメリカでリンドバーグ兄弟が初めて飛行したとされています。

一説によれば、その前に日本人が施行したとの説もありますが、長時間飛行したのはリンドバーグ兄弟が初めてになります。
ですが、冷静に考えてみれば人間以外の鳥などは150年よりもはるか昔から空を飛んでいるわけです。

数100万年前から空を飛んでおり、人間よりもはるか先に言っているといえるでしょう。
このように考えれば、人間の作ったものすごいかもしれませんが科学が発達しているかといえばそこまで発達していません。

いまだに宇宙がどこまでやるかわかりませんし、火星旅行なども実現していません。
空飛ぶ飛行機もなければ不老長寿の薬なども存在していないわけです。

そうだとすれば、すべてを科学的に考えるのは非常に滑稽なことと言えるかもしれません。
いずれにしても、昔の人は科学的なことを信じるわけにもいかず、非科学的なことを信じそれを熱心に実行していたわけです。

⒋本格的に人形の作り込みがされたのは江戸時代から

このような流れがあるものの、ひな人形は少しずつ形を変え飾り物としての地位を確立させていきました。
本格的に人形の作り込みがされたのは江戸時代からになります。

例えば、人形の町として有名な埼玉県岩槻なども江戸時代ぐらいに創業されたを店が多く残っていますが、やはり当時の技術があれば立派な雛人形ができたといえます。

現在でも、手作りで作っているところも多く値段もそれなりにします。
例えば両親から送られてくるひな人形ですが、お内裏さまとお雛様一体ずつのものであれば\50000以上が\100000以内で購入することができるわけです。

逆にそれぐらいのお金を出さなければ購入することができないといえます。
もちろん中には安いものもあり、それを購入しようとする人もいますが、やはり贈り物になるとそれなりの金額を出したがる人が多くなります。

7段飾りなどは、50万円ぐらいするものも少なくないためあまり所有している家庭はありません。
ただ、3段飾りぐらいのものは大きさもそれほど大きくないため所有することができるでしょう。

ひな人形を飾るときには、とくに方角などもありませんが部屋の中で明るいところに飾っておく必要があります。
わざわざ部屋の暗い所にかかっていても健康をそこねてしまう可能性が考えられます。

もし、壊れてしまった場合などは捨てる必要がありますが、この時には人形ですのでお払いなどをしてもらった方がよいでしょう。
人形には魂がこもっているといわれますが、おはらいをすることで人間と同じように魂も浄化され捨てても問題なくなるわけです。